演奏を考える

日記を書こうと思ったら、前の記事が出されてしまったみたいで…前の方、書きかけだったらごめんなさい(汗)
定演お疲れ様でした。本当にいい演奏会でしたね!!何がよかったって、ギターを全然知らないような方や普通の通りすがりの方が来て下さってとても楽しんで頂けたことだと思うんです。
ソロばっかり多くて(かく言う自分もソロやったけど)、協調性の少ないギタークラブで合奏は苦手と言われるし、演奏会なんて、ただみんなが我も我もと自己主張するだけなんじゃないかって思ってたんです。ごつい曲とかマイナーな曲弾いて、「自分はすごいんだ、さあ見てくれ」なんてオーラ出てたって、ギター知っている人ならともかく普通の人は辟易してしまうな…て。こんなどギツイ演奏たくさんを人に聴いてもらってよいものかとすごく悩みました。そんな舞台を用意する自分って何なんだろう、ってステマネやるのが辛い時期もありました。
 でも今回の定演、ソロ・デュオは当然ながら、合奏がすごかった!指揮の良さはもちろん、皆合奏に対して真摯であり、とても充足していました。新入生も一生懸命であり、ラプソは本当に楽しんでいましたね。曲に対する真摯さと、楽しさを伝えたいという想いが皆それぞれに強くあってこそ、お客さんにもそれが伝わって楽しんで頂けたんだと思います。来て下さったお客さんと部員皆に感謝!
アンケートを読んでいて、「感動した!」「元気をもらえた」という感想を頂いた時には、このために私はステマネをやってきたんだなと思いました。つくづくステマネ冥利に尽きるというものです。
 通りすがりでふらっと立ち寄った人にも気負わず楽しんでもらえる、それがいい演奏会のあり方なんじゃないかと思いました。「いい演奏会とは?」という問いに絶対的な答えはありませんが、少なくとも自分は、ギターをあまり知らない人にも気軽に楽しんでもらえるような演奏をしていきたいな、と思った次第です。