知っておいて欲しいこと1

さて、この『ギター部ブログ』という場ですが、僕としてはせっかく名を伏せて意見を言えるので、みんなの本音を言える場としても活用して欲しいと考えています。

もちろん、普通の日記のように日常のことを書くのを咎めるつもりは無いです。そっちの方が読んでて楽しいし。

まあいろんな方向の話題があったほうが賑わうと思いますので。


みんな、特に一回生は本音をなかなか言ってくれませんからね。
その一回生がこれを見てくれているかは非常に疑問ですが。


でも書きます。主に一回生宛ての本音。
『これは知っておいて欲しい』こと。


ギターは木で出来ています。すなわち生きています。
もちろん比喩表現の一つですが、これを理解していない人は結構いるのではないですか。

「ギターの音が悪くなる」のは何も表面版に傷がついたとか、力木が外れたとかそんな時ばかりではありません。

むしろ、「そのギターの木が悪くなっている」場合が多い。

木が腐っているとかそんな意味じゃなく、きちんと管理をしていても起こり得ることです。

「植物に話しかけると成長が良くなる」とはよく言われる話です。心や感情云々の話は意見が分かれるので置いておいて、「声と言う音」による「空気の振動」が、植物の代謝に影響するのですね。

ギターでも同じ事が起きます。
もちろんギターに使われている木はもうほとんど代謝能力は無いでしょうが、木が乾燥して樹液が結晶化するのには百年では足りないといいます。その間、ギターの音色は変化し続ける訳です。

ギター自身が出す「音」「振動」はその結晶化に大きく影響します。
その「音」、その波長が出やすいようにギターの樹液は結晶化していきます。


さて、ここまで言ったところで、僕が何を言いたかったのか悟ってくれたら嬉しいです。

つまり、こう言う事です。

調弦、音色の大切さをきちんと知ろう

粗雑な調弦は音程の定まらないギターを生むし、ビンビンした音で弾かれたギターはそういった音を出すようになります。

BOXギターとて、ギターとして生まれた以上、正しい調弦で綺麗な音を出し、部員に「これはいいギターだね」と言われたいはずです。

それは主にBOXギターを使う一回生にかかっている訳です。

これからは上に書いた事に気を配ってギターを弾いてくれることを期待します。