メンタル・コンディショニング

yanです。なんか保存のしかた間違えて、途中まで書いてたやつ全部消えたー!!

それはさておき、今日はオーディションお疲れ様でした。
自分もそうですが、皆さんけっこう緊張でカチコチだったのではないでしょうか?

終わってからはたと思い出したのですが、最近読んだ本に演奏する人向けのセラピーがいくつか書かれてあり、その中にあった演奏時の心構え的なものを紹介したいと思います。(オーディション前に書けよって話ですが…今後の参考になればな、と思います。)

自己暗示、特に「言葉」による精神のコントロールはけっこうな効果があり、なかなか重要なのだそうです。発表前はともすれば、「完璧に弾かねばならない」という強迫観念に捕らわれてしまいがちですが、ここで、
「私は完璧に弾くことを自分に許そう。私には完璧に弾く権利がある。私は完璧に弾ける。」
と思い変えることで、演奏に対する認識も変わるようです。(”完璧に弾くことを自分に許そう”なんて面白いですね)

義務観念、強迫観念というのは「良いストレス」となることは少なく、むしろ体を強張らせ思い通りの演奏を妨げてしまいがちです。ならば、ここで「〜しなきゃ」から「〜できる、〜しよう」と思いを切り替えることで、落ち着いて構えることができ、体も柔軟になってもっと自由に弾けるようになるのでしょう。

今日は、私自身「間違えたらあかん…」「つっかえないように…」という思いにとらわれて自分に閉じこもった演奏になってしまったかなと思います。でも、演奏は聞き手ありき、他の人と分け合ってこそ意味があるものですね。自分ばかり見てしまわないで、腰を落ち着けて人に向って開かれている演奏をしたいものだなあと思います。
 一朝一夕でできるようなものではないけれど、「〜できる、〜しよう」という言い換えを普段から心がけることで、演奏から硬さやぎこちなさがだんだんと取れていくように思われます。