知っておいて欲しいこと4

さて、ゴールデン☆な週間の真っ只中。皆さんいかがお過ごしかな。

私は昨日のゴールデン☆B★B★Q★で大量の二酸化炭素を浴びて煙たくなりつつも平和に過ごしております。あぁ、ゆっくりできるっていいですね。

とはいえ、何か凄まじく忘れている気もするのですね。何だったか思い出せないのでどうしようもないのですが。まあよしとしましょう。何とかなるさ。



大量の肉を平らげ、胃の中の油濃度がリミット一杯になった昨晩、私は久々に日の出までギターを弾いておりました。たまにそんな気分になります。



昨日は、B★B★Q★をしているときから、様々な音が流れてきていました。


まず、手始めに、オケ。

昨日はOBに聞かせる会だったのか、OBOGを集めて集会所の二階で演奏会をしていました。
さすがというべきか、お粗末な演奏はありませんでした。


それが終わると、吉田寮の食堂から、バンドの練習音。
これまたなかなかの演奏。


さらに夜も更け、辺りが完全に暗くなってからは、ホルンを吹く青年が必死に練習をしていました。昨日はオケのほぼ全員が帰っていたので、ホルンの音だけが焼け跡に響く。


私たちがBOXに撤収してから、今度は廊下で戻ってきたのか数名のオケ団員がヴァイオリンの練習をする。




そして、私の弾くギターの音だけが集会所に響く。



ふと、思います。

ギターの魅力って何だろう?

もちろんそれは人それぞれです。

ただ、私にとってのギターの魅力とは?



オケのように大人数で合奏をする事か?


電気の力を使い様々な音色を使い分けて演奏する事か?



もちろん、これらも魅力の一つではありますが、私がギターを弾く理由ではありません。

合奏ではギターはオケには敵うべくも無く、アンプに繋げば、クラシックギターの音色は味わえなくなります。



音色。



それこそが、私にとっての一番の魅力です。

楽器としては多声部を弾き得る楽器という魅力もありますが、それにしてもピアノのほうがよりその演奏に長けています。


ギターの音色は、その全てを自分で創りあげます。

様々ある楽器の中から自分の好きな音色を出す楽器を選び、それに合う弦を張り、自分で音程を調節する。

そして、自分自身の指でその弦を弾き、楽器を鳴らす。

そうして生まれた音に、他の楽器には無い魅力を感じるのです。


だからこそ、技術や速さなどばかりを気にして、爪の手入れや弦の状態などに気を払わない人の演奏を私は好きになれません。

しかしながら、そういう人が多いのも事実です。だから、私は他の大学の人と話すときにこういったことをそこまではっきりとは言いません。


ただ、すくなくとも、KUGCの人にはそういった演奏者になってほしくない。

そういう思いから、書いています。

とはいえ、自分の弾きたいことを止めてまで気にしてほしいということでもないのです。まあそんな人はいないと思いますが。


自分の弾きたいように弾きながら、でも少しだけそんな事を頭の片隅に浮かべながらギターに触ってくれると嬉しいですね。