変わるもの 変わらないもの

yanです。
本当は年末にアップするつもりが、ちょっとミスって年明けになってしまいましたが、ちょっと書きたかったので投稿です。

先日、高校の忘年会(兼同窓会)に行ってきました。

幹事の友人の私に対する第一声が「変わってないねぇ!」、というのは笑えました。
卒業以来初めて会う人もおり、大半は来年には社会人になるので、さぞかし皆変わってしまっているだろう…と思いきや、私同様に見た目が変わっていない友人もままあり、また話していて全然違和感がなく普通だったので、なんだか安心しました。

とはいえ、普段は男の方が多いサークルで過ごしていると、100人近く女性が集まっている様子が不思議でした。。6年間、その状況だったハズなのに(笑)

久しぶりに集まって話していると、中高時代となんら変わらない感じで懐かしいような安心感がありましたが、途中で不意にもの寂しさを覚え、無性に、早く一人になってギターを弾きたいという思いに駆られました。
もはや自分は、こちらの世界の人間になったもんだなぁ、と実感。笑
見た目には何も変わらないけれど、私が過ごしてきた4年間は、ギターというものに対する帰属意識を私の中で確実に形成していたのでした。時に逃げたくもあったし、弾くのが辛いこともあったギターですが、自分の大部分を占めていたようです。

同じように、皆表面的にはあまり変わらないけれど、それぞれが過ごしてきた時間で、昔のように互いに共有することはできない、それぞれの世界をつくって4年前とは大なり小なり変わっている。
ある意味当たり前のことなんですが、自分が感じたもの寂しさは、この実感だったのかなと思います。
就職する人、進学する人、それぞれにこれからまた新しい所属で、また違う世界をつくって行くんだなと、そして少しずつ互いに離れていくんだな、と思いました。

今、同じ時間を過ごしているギタークラブのメンバーとも、また離れていくものですが、それぞれが新たな所属になっても、そこで自分の居場所をつくっていけたらいいなと願いながら、たまに演奏会のことを思い出して、共に過ごしてきた時間を共有できたらいいなと思います。

年末年始に定演の音源を聴きながらセンチメンタルな気分に浸っているyanでした。